神様のキャンディ
神様の味がするキャンディ、チャオ
半透明のアメがチョコレートを包んだキャンディ
口に入れると水飴の独特の香りと、大粒キャンディ特有のすこし粉っぽい香りが鼻に抜ける。
この香りを嗅ぐと小さい頃に引き戻される。センチマンタリスム
しばらく口の中で楕円形のキャンディを転がして口中を甘く染めてゆく。
そして唐突に噛む
中から溶け出してきたチョコレートとアメのカケラが混ざるチャリチャリを耳で楽しむ。
周りのアメが溶けきってからチョコレートを向かい入れるなど、それほどの邪道があろうか
溶けるアメのカケラを味わってうるとき、それはそれは幸せなキブンになる。
冬の朝に食べたいキャンディ
2017.8.25