15の夏
2017年8月3日
8月という夏の盛りにもかかわらず、花火大会が終わったから夏も終わったみたいな顔をしている人々の間をすり抜けて真夏のグラウンドへ向かう。
純白のセーラー服の襟にじわりとしみこむ汗を空に抜ける風が攫っていく。
磨かれた黒革のローファーのつま先が砂で白く染まる。
青春を肺いっぱいに吸い込んでまっすぐに歩いていく
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当人はわかっちゃいないけれど、きっと後から見返せば、これは煌めきなんだと思う。
新鮮な15の夏をここにとっておきます。